ライティングラボ by Shodo

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ShodoのAI校正APIがキャッシュ・利用枠の節約に対応しました

ShodoのAI校正APIがキャッシュと利用枠の節約に対応しました

Shodoの校正APIがキャッシュに対応しました。

キャッシュにヒットした場合、月次の利用枠は消費されません

文章を繰り返し修正する場合に利用枠の節約になり、応答速度も速くなります。利用するケースによっては60%ほどの経費削減 になります。

レスポンスの形式

Shodoの校正APIに文章を投稿すると以下のような結果が返されます。

この lint_id をもとに校正の結果を受け取るのですが、今回新たに4つの値が追加されました。

{
  "lint_id": "6d639e5f-8bfe-43d7-ac24-8bb6b97ba936",
  "monthly_amount": 1000000,
  "current_usage": 116049,
  "len_body": 8429,
  "len_used": 8112
}

追加された値の意味は以下になります。

  • monthly_amount:APIの利用可能文字数(月ごと)
  • current_usage:今月利用した文字数
  • len_body:投稿したテキストの日本語文の長さ
  • len_used:利用された校正文字数(キャッシュ分は差し引き)

たとえばすべてキャッシュでまかなわれた場合、 len_used0 となります。基本的なShodo校正APIの利用方法は変わっておりませんのでご安心ください。

Shodo AI校正APIの仕様についてはこちら

月額の利用枠の節約ができます

同じ文章を何度も修正する場合、これまでと違いかなり少ない利用枠で校正APIをご利用いただけます。たとえば10,000文字のテキストを投稿したあとに修正を繰り返した場合、以下のような結果になります:

  • 校正1回目:利用枠のうち10,000文字を利用
  • 校正2回目:利用枠のうち240文字を利用
  • 校正3回目:利用枠のうち12文字を人用

以前までであれば30,000文字の枠を利用していたのが、新しいShodoでは60%以上の節約になります。校正という業務上、繰り返し同じ文章をチェックすることは多くあると思います。そういった場合にもお得にご利用いただけるよう開発いたしました。

こちらのキャッシュ機能は特別な設定なく、今すぐご利用いただけます。

キャッシュの範囲や時間

キャッシュは初回の投稿から30分程度有効です。キャッシュ時間が常に保証されるわけではありませんのでご了承ください。キャッシュは文ごとに有効になりますので、1文字だけ変更した場合も、その変更を含む文全体で再計算されます。

また、本文のキャッシュは他の利用者に漏えい・影響しない形式で管理されておりますので、安心してご利用ください。

おわりに

ShodoのAI校正APIはお客様のユースケースにあわせて日々改良しております。

この改善も実際にAI校正APIを利用されるお客様からあったご要望に対応した新機能になります。もし社内のシステムにAI校正を導入したい、という場合は、ぜひShodoにご連絡ください。

Shodo AI校正APIのプランについてはこちら

 

執筆:清原 弘貴 (@hirokiky)
Shodoで執筆されました